小児歯科の定期検診|ひがしやまデンタルクリニック|阪急電鉄千里山駅から徒歩2分

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小児歯科の定期検診

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小児歯科の定期健診とは

小児のインビザライン

子供たちに最も多い疫病、それが「虫歯(う蝕)」です。乳歯が生えて永久歯に全て生え変わるまでの時期、子供の口腔内や顎の骨格は目まぐるしく変化し、大人の健康な歯、顔の骨格を作るためにもっとも大切な時期になります。小児期による虫歯はさまざまなことに影響を及ぼします。

永久歯への影響

乳歯の虫歯を放置により、永久歯の色が変色します。本来ならば白い歯であるところ、エナメル質への影響により黄色く変色する可能性があります。

歯並び

乳歯の虫歯がひどくなって早く抜けてしまった場合、永久歯の歯並びに影響を及ぼします。それにより嚙み合わせが悪くなり、顎への成長や発育にも影響されてしまいます。

食生活や日常生活への支障

虫歯により咀嚼能力の低下と、それにより身体や発育などにも影響を及ぼす可能性が高まります。乳幼児などの小児期に、歯磨きや食習慣などの基本的な歯科保健習慣を身につけるのに非常に重要な時期であり、一生涯を通じた歯の健康づくりに最も大切な期間になります。
また、保護者が早期治療や定期的な歯科受診を心がけることにより、お子様自身も歯を守るケアをすることが当たり前という意識を持つようになります。
そして、この意識が健康な歯を保つ上で、大変重要になってきます。
定期健診により適切な卒乳のタイミング、哺乳瓶での虫歯の予防、仕上げ磨きのやり方などなど、保護者の意識向上も期待できます。

小児の時から気を付けたいお口のケア

乳幼児が虫歯に罹患しやすい状況がいくつかあります。

卒乳時期が遅い

日本における卒乳の時期と虫歯の関係を調べた研究によると、卒乳の時期が遅くなるにつれ、虫歯の発生が多いと報告されています。特徴としては、前歯を中心に急速にかつ広範囲に症状がみられ、甘味のあるお菓子や飲み物を与えることが多い、あるいは就寝前や夜中に授乳することが原因と考えられています。また卒乳の遅れが虫歯のリスクを高めると指摘されています。

哺乳瓶にジュースなど
甘味飲料を入れて与える

不適切な哺乳瓶の使用による虫歯は「哺乳瓶う蝕」とも言われています。
哺乳瓶や蓋と吸口が一体となった蓋付きカップなどを使用して与えた飲料は、口腔内で長い時間をかけて前歯に触れることになります。砂糖を多く含んだ甘味飲料、スポーツドリンク、フルーツジュースなどを哺乳びんで与えるのではなく、なるべく早い時期からのコップによる飲水が効果的です。

これらは保護者の意識や仕上げ磨きを行うこと、そしてフッ化物が配合された歯磨剤の利用により大きく変わってきます。フッ化物の歯面塗布は、乳歯の表面に直接フッ化物を塗ることにより、虫歯への抵抗性を高める方法であり、乳歯の萌出状況に合わせ適宜塗布を受けることが推奨されています。定期的に乳幼児に継続した場合、虫歯をほぼ半分に減少させた報告があります。

小児歯科の検査

乳歯が生え始め永久歯が生えそろう時期は、お子様の口腔内の状況は目まぐるしく変化する時期です。また、顎の骨格の成長や発育も盛んな時期であるため、定期検診の間隔は3カ月ごとをお勧めしています。主な検査内容は以下になります。

歯科医や衛生士による
ブラッシングの指導

お子様がどのように歯磨きをしているかチェックし、磨き癖や間違った磨き方の修正を行い正しく磨けるよう指導していきます。保護者に対しても、子供への歯磨きの仕方や、仕上げ磨きのポイントなどについてご説明や指導を行います。

クリーニング

日々の歯磨きで落としきれない歯垢や歯石を丁寧に除去します。「染め出し」という汚れがどこに付いているかなどを目で確認できるようにします。その後に、専用の機械などで歯石や歯垢の除去を行い、歯の隙間なども丁寧に磨き上げます。

フッ素塗布

虫歯に負けない歯を作るために高濃度のフッ素を定期的に塗布します。乳歯や永久歯は生えてすぐはフッ素を取り込みやすく、この時期に塗布すると有効的です。歯の再石灰化を助け、虫歯初期の歯を元に戻す作用や虫歯菌の活動を抑制し予防することができます。また、歯の表面のエナメル質の成分と結びつき虫歯になりにくい強い歯を目指します。

シーラント

小児歯科でよく行われている虫歯予防のひとつであり、永久歯に生え変わったばかりの奥歯が虫歯にならないよう、溝などをフッ素成分配合の歯科用樹脂素材で埋めることで、食べカスや汚れが溝に入り込まないように防ぐ目的です行われます。
乳歯から生え替わった永久歯は、歯質が弱く奥歯の溝なども深くて複雑な形状をしております。また、成長途中で高さもまちまちで、成人の歯と比べても歯ブラシが届きにくく汚れを落としにくいため、虫歯になりやすくなっています。そんな奥歯の溝をコーティングし、虫歯にかかりにくいようにします。

食事や生活習慣指導

虫歯になりにくい食事、間食の取り方、歯磨きのタイミングなどについて、丁寧に指導してまいります。ダラダラとした間食により、口の中は常に虫歯菌が酸をつくり続けている状態になります。同じ糖質の量でも一度に摂取するより、ダラダラ食べをする方が虫歯になるリスクが高まります。そのため、アメやガムなど長い時間かけて食べる甘味料を含んだお菓子は、虫歯のリスクが高まる可能性があります。間食内容を工夫し、時間を決めて飲食する習慣付けることが重要です。

歯並びや不正咬合のチェック

様々な要因で嚙み合わせや歯並びなどの不調和が生まれる場合があります。主な原因としては「指しゃぶり」「口呼吸」「怪我」などにより、永久歯の歯列が乱れてしまうことです。それらのチェックを早期に行うことで、成人してからの苦労を解決することが可能となります。

小児歯科検診で最も大事なことは、焦らず無理強いしないということです。大人でも歯科医には緊張してしまうのですから、子供ならなおさら怖いのは当然です。怖がっているのに無理矢理に治療を行うことで、成人してもトラウマで歯科医が怖いということも多々見受けられます。お子様の恐怖感を出来るだけ取り除き、保護者と一緒に楽しく検査することが重要となってきます。

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